携帯本体を取扱うところとしては、無線通信事業者であるVodafone(英国), O2(スペイン), Meteor(アイルランド), 3(香港)だけではなく、自営業者達が営む小規模の店があって、そこには大体Unlockingという文字が書いてある。SIMカードを使う携帯の場合、基本的にシムカードを入れ替えれば携帯を買い換えなくても通信会社が切り換えられる。しかし、大体その国で購入した携帯には他の国で売っているシムカードを認識させないようにソフト的なロック装置が付いている。これを解除することをアンロッキングというのだが、店の中が丸見える位堂々と営業していることからみると、不法ではなさそうだ。韓国や日本にこういう商売がないのは、韓国はまだシムカードが一般的ではないし、日本はシムカードを使っていてもプリペイド料金制が高くて殆ど使われてないからだと思う。もちろん、インターネットからやり方を探して、簡単にロックを解除しちゃうから商売自体が成立しないだろうけれど。ところでロック装置というのは、国の法律によっては存在しない場合もあるらしい。イタリアと香港で売っているアイフォンは、アンロッキングしなくても海外でその国のシムカードに入れ替えるだけでそのまま使えるようだ。便利な時代ね。
(Henry Street)
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